みなさん こんにちは、4DL CTOの荒巻智隼です。
前回は顧客プロファイルをどのようにChatGPTと作っていけるのかという内容でした。
今回のテーマは「CRM使用のベストプラクティス共有」です。
顧客管理のデジタル化でCRMツールはよく使われているものでしょう。
ただし、ぱっとみ使い方がよくわからない...というのはよくある事でしょう(笑)
ということでCRMほど大規模なものに限らず、ちょっとしたTipsも含めChatGPTを使って取り組む検証をしてみましょう。
・ベストプラクティスの重要性とChatGPTの役割
・共有場所の設計
・ChatGPTでベストプラクティス共有を実践してみる
・ポイントと注意点
・まとめ
ビジネスの効率を最大化するためには、ベストプラクティスの導入が不可欠です。ベストプラクティスとは、業務効率を向上させ、情報を一元管理するための最適な方法や手順を指します。これにより、作業の標準化が進み、業務の質と速度が向上します。しかし、これを実現するためには、適切なツールが必要です。
ここで役立つのがChatGPTです。ChatGPTは、情報検索や質問応答、自動化されたガイドライン提供といった機能を持つ強力なツールです。例えば、社員が特定の業務に関する質問をすると、ChatGPTは迅速かつ正確に回答し、必要な情報を提供します。また、ガイドラインの自動化により、誰でも簡単にベストプラクティスに従った作業ができるようになります。
ChatGPTを導入することで、ベストプラクティスの効果的な運用が可能になり、組織全体の業務効率が飛躍的に向上します。情報の一元管理と業務効率の向上を目指すなら、ChatGPTは欠かせないツールです。
例えば作りやすい場所のイメージとしてGoogleスプレッドシートにまとめていたとしましょう。
まずはGoogleスプレッドシートで作る基盤を相談してみましょう。
実際に作っていきながらの更新・修正のヒアリングをしていく部分もあるかと思いますが、最初に出すものとしてはこういったものが出てきました。
実際のところGoogleフォームと連携することで集計の方向性も検討できますし、よいのではないでしょうか。
この後の実践の話もありますが、例えばGoogleスプレッドシート内でも検索やソートなども可能ですし、情報を格納する場所の整備をChatGPTと一緒に行う事も可能ですね。
それでは最近実装されたGoogleスプレッドシートの活用を使ってベストプラクティスの分析や検索のようなことが出来るか整理してみましょう。
いかがでしょうか。
現在はChatGPTのアップデートでGoogleドライブの情報が引き出せるようになりました。そのためChatGPTを活用しながらベストプラクティス集を整備できます
ベストプラクティスを効果的に導入するためには、ChatGPTを活用した入力規則や詳細の書き方に注意が必要です。まず、情報の一元管理を実現するために、標準化されたフォーマットでデータを入力することが重要です。例えば、顧客情報やプロジェクトデータは、統一された項目と形式で入力することで、検索性と活用度が高まります。
ChatGPTを使用する際のポイントは、明確で具体的な質問をすることです。例えば、「今週の売上データを教えて」ではなく、「5月1日から7日までの売上データを教えて」と質問することで、より正確な回答が得られます。また、ChatGPTにガイドラインを提供させる際には、手順を段階的に分けて具体的に説明することが求められます。
注意点として、ChatGPTは入力されたデータに依存するため、常に最新かつ正確な情報を入力することが不可欠です。また、機密情報を扱う場合は、データセキュリティにも十分な配慮が必要です。これにより、ベストプラクティスが一貫して適用され、業務効率の向上と情報の正確性が保証されます。
ChatGPTを効果的に活用することで、組織全体のベストプラクティスの運用がスムーズになり、業務の標準化と効率化が実現します。
いかがでしたでしょうか、社内のベストプラクティスまとめの際に使えそうですか?
意外とこまごまと時間を使う事に使えそうだと便利に感じます!
是非情報収集手段作成のサポート、またその後の分析に生成AIを活用してみてください。
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