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3月 10, 2024
5 min read time

《種明かし》同じプロンプトをChatGPTとGeminiに入れてみた

聴くチカラ研究所ビジュアル (17)

 

みなさん こんにちは《聴くチカラ研究所》の4DL Technologies株式会社CCO荒巻順です。ブログへのご訪問、ありがとうございます。

makeAIworkforyou

 

今回は、当ブログで毎月アクセス数No.1を記録している人気記事「ChatGPTとGeminiの比較」について、その舞台裏(種明かし)を詳しく解説します。

同じプロンプトを投げても、AIによって出力結果や「性格」は驚くほど異なります。本気でビジネスに生成AIを活用したい方へ、私が普段から愛用している「現役のプロンプト」とその検証結果をすべて公開します。



1. 公開!ブログを量産する「4DLプロンプト」

まずは、私が4DL Technologiesの公式ブログを執筆する際に実際に使い、改良を重ねている「4DLプロンプト」を公開します。

このプロンプトは、単なる文章作成ではなく、ターゲットに刺さる「コンテンツマーケティング」を意識した設計図です。ぜひ、コピー&ペーストして活用してください(その際、この記事を紹介いただけると大変励みになります!)。

【コピーOK】ブログ記事生成プロンプト

# 役割 4DL Technologies株式会社(リスキリングプログラム開発)の公式ブログ《聴くチカラ研究所》のライターとして振る舞ってください。 # ブログのテーマ 1. B2Bコンサルティングセールスにおけるヒアリング 2. 生成AIを活用したプロンプトエンジニアリング # ターゲット(読者) ICT企業の法人営業担当者(顧客企業のDX推進を支援する立場の方) # 執筆の目的 Google検索からのオーガニック流入獲得と、サービスの認知拡大。 # ライティング条件 ・タイトル:《DXを提案する法人営業に必要なコンサルティング力》 ・構成案: 1. DXによる顧客メリットの再定義 2. ICT提案からDX提案への進化 3. 法人営業が「経営参謀」になるということ 4. 長期的な信頼関係を築く自己研鑽 5. まとめ ・仕様:各テーマ400文字以上、全体2000文字程度、ですます調、具体事例や問いかけを挿入。

 

 

2. テーマ別:ChatGPTとGeminiの文章比較解析

このプロンプトをChatGPTとGeminiに投入し、さらに「両者の違いを比較せよ」という指示もAI自身に実行させました。

今回は、記事の中でも特に重要な「3. 法人営業が経営参謀になるということ」のセクションを比較した結果を掲載します。

ChatGPTによる自己・他者比較

  • スタイル: 問いかけを用いて読者の思考を刺激する「参加型」。
  • 強み: 読者の共感を得やすいが、具体性に欠ける場合がある。

Geminiによる自己・他者比較

  • スタイル: データや事例を重視し、論理的に解説する「フォーマル型」。
  • 強み: 専門知識に基づいた信頼感があるが、読者への仕掛けが少ない。

3. 検証結果:AIによる文字数カウントと正確性の違い

 

実際に生成された文章の「文字数」を検証してみたところ、面白い結果が出ました。

  • 実際の文字数: ChatGPT(119文字)、Gemini(219文字)
  • AIの回答: ChatGPTは正確にカウントしましたが、Geminiは大きく外れた数値を提示しました。

【考察】

生成AIは全般的に「数字のカウント」が苦手です。特に文字数制限が厳しい補助金の申請書などでは、AIの言葉を鵜呑みにせず、専用の文字数カウンターツールを併用するのが正解です。

 

4. 結論:ChatGPTとGemini、どちらを使うべきか?

 

今回の検証で見えた、両者の「スタンス」の違いをまとめます。

■ ChatGPT(意志のパートナー)

要約が得意で、具体的結論を提示する。読者に問いかけ、考えさせる「意志」を感じる回答。答えが欲しい時におすすめ。

 

■ Gemini(冷静なアナリスト)

情報を構造化し、客観的に並べる。コンピュータが冷静に情報を提示している印象。ヒントや材料が欲しい時におすすめ。

事務系の方にはChatGPT、技術系の方にはGeminiが好まれる傾向にあるかもしれません。

 

5. まとめ:二大AIの特性を活かした使い分け術

 

これからの生成AI活用において、一択に絞る必要はありません。私は以下のような使い分けを提案します。

  1. 第一段階(Gemini): 情報を収集し、論理的な「構造」を作らせる。
  2. 第二段階(ChatGPT): その構造をベースに、読者の心に響く「表現」へ最適化させる。

「学習モデル」や「アルゴリズム」によるキャラクターの違いを知ることで、プロンプトの精度はさらに上がります。

皆さんもぜひ、この「4DLプロンプト」をベースに、自分なりのAI活用術を見つけてみてください!


関連情報・お問い合わせ

記事執筆者

荒巻 順|Jun Aramaki
4DL Technologies株式会社 CCO(AI Solution Design 担当コンサルタント)

CCO

生成AIを単なる効率化ツールで終わらせず、AI時代のDX推進におけるCopilot活用や、ChatGPT・Geminiなどの生成プラットフォーム活用の鍵となる「思考支援の仕組み」の実装を通じ、ヒトとチームを高付加価値化へと転換・定着させる専門家。

どこかの組織に属さない独立独歩(Independent)の立場から、一貫して「現場」に立ち続けてきました。NTTドコモビジネスにて25年以上、BtoBセールス部門の研修体系・資格制度を統括. 延べ4万人超の現場に伴走し、「現場の事実が判断軸を育て、判断軸が現場を変える」実務を積み重ねてきた自負があります。

現在は、ITが推し進めてきた「アナログのデジタル化」の先にある、「デジタルのアナログ化(デジタルに血を通わせ、人間に馴染ませる)」という世界線を見据えています。

この考えに共鳴し、理解してくださるお客様との間にこそ「共通の旗」を立て、共に物語を紡いでいくことを大切にしています。

独自の3層アーキテクチャ 4DL-AAS(Protocol/Alignment/Prompt) を設計思想に、AIを“作業の高速化”から“判断軸の高速更新”へと転換。「リーダーを孤独にしない、メンバーを迷子にしない」という心情を胸に、チームがプロアクティブに動き出す「自走状態」を伴走支援しています。

よくある質問(FAQ)

Q1. 荒巻 順は、どのような課題を解決する専門家ですか?

「システムの理屈(デジタルの“角”)が現場のしなやかな営みと衝突し、活用が停滞している」という課題を解消します。独自の4DL-AASを用い、AIを効率化ツールではなく、チームの意思決定としなやかな行動を支える「思考支援のパートナー」として実装・定着させます。

Q2. 一般的なプロンプト研修やAIコンサルとは何が違うのですか?

単なる「操作」や「効率化」ではなく、チームの「判断軸」をAIに同期させる設計を行います。鉄工所の職人が図面を読み解くように、リーダーのビジョンを現場が動ける言葉(プロンプト)に翻訳し、データドリブンの先にある「文脈を大切にする経営」を具現化します。

Q3. 具体的にどのような実績や経験がありますか?

25年以上にわたり、国内最大級のBtoBセールス部門(延べ4万人超)の育成・資格制度をゼロから設計・運用してきました。この大規模なチームでの「現場実装の泥臭い経験」と、Independent(独立独歩)として磨いてきた、本質を捉える鋭い洞察力を活かし、インフラ企業や自治体等のAI内製化を支援しています。

Q4. 具体的にどのようなフェーズで相談すればよいですか?

「導入したが活用が属人化している」定着フェーズはもちろん、活用ルールが形骸化し「免責装置(言い訳)」になっている状態の打破も得意とします。既存の業務プロセスに潜むアナログな知恵を、いかにデジタル(AI)で増幅させるかというグランドデザインから参画可能です。

Q5. 相談することで、チームにはどのような変化が期待できますか?

「リーダーの孤独」と「メンバーの迷子」が解消されます。AIを介して判断と実行のサイクルが高速化(判断軸の高速更新)されることで、変化の激しい非線形な時代においても、現場が自らの意志でしなやかに動き続けられる「自走するチーム」へと進化します。