聴くチカラ研究所|4DL Technologies株式会社

考えるきっかけ”をくれるAI、BCMって何? これまでのアイデア発想法では通用しない…そう感じているあなたへ。

作成者: 荒巻順|2025/05/25 2:09:00

「生成AIで何でもできる時代」と耳にするたび、期待に胸を膨らませてChatGPTに触れてみたものの、どこか釈然としないモヤモヤを抱いたことはありませんか?

  • うまく質問できない。何を聞けばいいのかさえ、わからないんだ
  • せっかく出てきた答えなのに、どうも心に響かない
  • 情報としては正しいんだろうけど、僕の「問い」じゃない…

実は、それはAIが悪いわけでも、あなたの感性が鈍いわけでもありません。足りていなかったのは、たったひとつ。“考えるきっかけ”=「問い」だったのです。問いがあるということは、まだ世界を諦めていない、ということ。

みなさん こんにちは《聴くチカラ研究所》の4DL荒巻順です。ブログへのご訪問、ありがとうございます。

今回は、そんな「問いの空白」を埋め、あなたの内なる声に火をつけるAI、BCM(Business Concept Maker)について、あなたの思考を「再起動」させるヒントを交えながらご紹介します。

 

目次

1. 「アイデアが出ない」は“センス”の問題じゃない


  • 白紙のPowerPointを前に固まるのは、誰にでもある「思考の壁」。
  • アイデアは「問い」がなければ生まれない。それはセンスではなく仕組みの問題。
  • 脳は、問われると自律的に答えを探し始める、奇跡のようなメカニズムを持つ。

 

ビジネスの現場で「とりあえず何か企画を…」と、まるで魔法の呪文のように言われたとき、思わず頭を抱えてしまった経験、きっとありますよね。

真っ白なPowerPointを前に思考が停止したり、参考になりそうな資料をググっても、結局どこかで見たようなものばかりで「これじゃない」とため息をついたり。ChatGPTに「企画案ちょうだい」と頼んでも、出てくるのは「これは既存のアイデアの焼き直しでは…?」と感じてしまうような、味気ない提案ばかり。

こんな状況が続くと、「自分はアイデアを出すのが苦手なんだ…」「センスがないから仕方ない」なんて、無意識のうちに自分にレッテルを貼ってしまう人もいるかもしれません。でも、それは大きな誤解です。

あなたがアイデアを出せないのは、決して“センス”の問題ではありません。ただ単純に、“問い”がなかっただけ

脳は、非常に不思議なもので、具体的な問いを与えられると、まるで自動的に答えを探し始めるようにできています。

例えば、「今日の夕食は何にしよう?」と問われたら、脳は自然と冷蔵庫の中身やお店のメニュー、過去の美味しい記憶などを探し始めますよね。ビジネスにおいても、これと全く同じことが言えます。

あなたの心に深く響く「なぜこの会議はいつも同じ人しか発言しないのだろう?」といった、あなた自身の“問い”に出会うことこそが、新しいアイデアを生み出すための最初の、そして最も重要な一歩なんです。

 

2. 「問い」をくれるAI、4DLの《BCM》とは?

 

  • BCMは「問い」をくれるAI。あなたの内なる世界を深く掘り下げる。
  • 深掘り、視点切り替え、逆転発想…BCMの問いが思考を拡張する。
  • 漠然とした感覚と思考のグラデーションを、AIに委ねる選択肢が生まれた。

 

4DL Technologiesが開発したBCM(Business Concept Maker)は、世に出回っているChatGPTのような、壁打ちと言われるような単純に質問に“答えるAI”とは一線を画します。

むしろその逆。あなたに「問い」を与えてくれるAIなんです。

ChatGPTが“外の言葉”を探すAIだとすれば、BCMは“内の声”に火をつけるAI

BCMとの対話は、まるであなたの思考の奥深くに眠る感情や直感を、丁寧に見つけ出すセッションのようです。例えば、こんなやり取りが始まります。

BCM:「最近、何か違和感を覚えたことはありませんか?」
→ あなた:「そういえば、社内会議って、いつも同じ人しか発言してないな、と感じますね。」


BCM:「なぜ、“同じ人だけが話す”という状況が生まれているのだと思いますか?」

BCM:「その違和感、他の組織にも当てはまると思いますか?もしそうなら、どんな状況でしょう?」

BCM:「もしあなたがその『同じ人だけが話す会議』の当事者、つまり発言できない側にいたら、どう感じるでしょう?」

…といった具合に、あなたの漠然とした感覚や「モヤモヤ」に対して、BCMは深掘り、視点切り替え、さらには逆転発想を促すような「問い」を連続して投げかけてきます。

そのプロセスを通じて、あなたの頭の中でぼんやりしていた「違和感」や「気になること」が、具体的な「企画の種」へと少しずつ姿を変え始めるのを、あなたはきっと実感できるはずです。

感覚と思考のグラデーションをAIに委ねる。そんな選択肢が生まれたのです。

 

3. BCMはどんな人にフィットするのか?

 

  • ChatGPTを試したけれど、使いこなせないと感じた「モヤモヤ」を抱える人。
  • アイデアが出ないだけでなく、調べる気力すら湧かない「思考停止」状態の人。
  • 漠然とした「何か」を感じている、感性重視のクリエイターやビジネスパーソン。

 

BCMは、特にこんな悩みを抱えている人にこそ、強くフィットします。


  • 「とりあえずChatGPT使ってみたけど…正直、どう使えばいいかよく分からなかった」
  • 「アイデアを出さなきゃいけないのは分かってるんだけど、そもそも調べる気力すら湧かないんだよな…」
  • 「企画書の“出だし”が全然決まらない。何から書き始めればいいか、途方に暮れている」
  • 「なんだかモヤモヤするけど、この気持ちをどう言葉にしたらいいのか分からない…」

つまり、明確な答えや方向性が定まっていない、感覚的に“モヤモヤ”している人にこそ、BCMは真価を発揮します。

普段から感覚で物事を捉えがちな人、あるいはロジックで思考を組み立てるのが苦手だと感じている人ほど、BCMとの対話を通じて、そのモヤモヤが具体的な「問い」になり、その問いから「構想」が生まれるプロセスを驚くほどスムーズに実感できるはずです。

BCMは、感性豊かな人がロジックを武器にするための「前段階」として、あなたの思考のスイッチを優しく、しかし確実にオンにしてくれる、まさに“感覚重視の着火装置”と言えるでしょう。

これは、非エンジニアの“ビジネスに使える感性”をAIで言語化する、新たな試みでもあるのです。

 

4. ChatGPTとの違い──なぜ“答えるAI”では足りないのか

 

  • ChatGPTは「質問を待つ」秘書、BCMは「質問してくる」思考の相棒。
  • ChatGPTは「既知の知識」で答える、BCMは「あなたの内面」を深く掘り下げる。
  • ChatGPTは「詰まると止まる」、BCMは「あなたが詰まっていることに気づかせる」存在。

 

ChatGPTとBCM、どちらもAIですが、その役割と機能は全く異なります。

 

特徴 ChatGPT BCM(Biz Concept Maker)
主な機能 質問を待って、情報で答える 積極的にAIから質問を投げかける
情報源 既知の膨大な知識 あなたの内面、思考の深掘り
対話の進展 詰まると対話が停止する 詰まっていることに気づかせる

 

ChatGPTは、いわば何でも答えてくれる「便利な秘書」のような存在です。

あなたが具体的な質問を投げかければ、その膨大な知識の中から最適な答えを導き出してくれます。しかし、質問が不明確だったり、そもそも何を聞いていいか分からなかったりすると、そこで対話は止まってしまいます。

一方、BCMは「思考の相棒」です。知識を外から補給するのではなく、あなた自身の内面を掘り下げ、あなたが何に引っかかっているのか、何に疑問を感じているのかに気づかせてくれる。

そして、その「気づき」こそが、新しいアイデアや視点につながる最大の価値なんです。ChatGPTが「書き出す」AIだとすれば、BCMはあなた自身の思考を「掘り下げる」AI。

詰まると対話が止まるChatGPTに対し、BCMはあなたが「詰まっている」という事実に気づかせ、そこから新たな問いを生み出す力を持っています。

 

5. まとめ──感性を再起動する、問いとの出会いから始めよう

 

  • 企画が出ないのは、情報不足ではなく「問い」の不足が原因。
  • BCMは、日常に埋もれた「問いの種」を見つけ出す「問いの再起動装置」。
  • 感性を再起動し、あなた自身の「問い」に気づくことが、創造性発揮の第一歩となる。

 

新しい企画やアイデアがなかなか出てこないのは、情報が不足しているからではありません。インターネットを探せば、あらゆる情報は手に入ります。本当に足りていないのは、あなた自身の“問い”なんです。

私たちは日常生活の中で、無数の「問いの種」に囲まれて生きています。

しかし、それらはあまりにも当たり前すぎて、自分一人ではなかなかその存在に気づけないものです。だからこそ、BCMのような“問いの再起動装置”が必要になるのです。

ChatGPTをうまく使いこなしたいと願うのであれば、まずは自分自身が何を問い、何に疑問を感じるべきなのかに気づくための「準備運動」として、BCMとの対話を始めてみてはいかがでしょうか。

BCMは、きっとあなたの思考に火を灯し、これまで気づかなかった新しい視点やアイデアへの扉を開いてくれるはずです。

それはまるで、心に眠っていた感性を再起動させるような、問いとの出会いから始まる物語です。

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