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12月 31, 2023
3 min read time

リスキリング 生成AIを営業活動で活用する

聴くチカラ研究所ビジュアル

 

みなさん こんにちは、《聴くチカラ研究所》の荒巻順です。ブログへのご訪問、ありがとうございます。

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2022年11月、OpenAIがChatGPTを公開してから約一年。この技術は世界中で瞬く間に広まり、わずか2ヶ月で利用者数が1億人を突破しました。

これはインターネットの様々なサービスの中でも最速の記録です。

私自身、この技術に初めて触れた際、これまで経験したあらゆるテクノロジーの中で最も衝撃的だと感じました。Yahoo!からGoogleへと移行した時の感動をはるかに超えるものでした。


・ChatGPTなどの生成AIは何をしてくれるのか?

私は1961年生まれです。

ビジネス人生をアナログからスタートし、カーボン紙を使い、電話とFAXが相手との連絡手段。電卓からワープロ、そしてパソコンへとツールは進化しました。

そのあとは社内LANとインターネットへの接続、Googleに代表されるクラウドフリーモデルの登場。

そして2022年、ChatGPTが現れました。ある意味、情報技術の大変化に合わせてビジネスをしてきた、真っ只中世代かもしれません。

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ChatGPTに代表される生成AIは、私がこれまで経験してきたコンピューティングの歴史の中で、まさに異次元の技術だと思います。

まるで「スターウォーズ」のC3POや「アイアンマン」のジャービスなど映画の世界が現実のものとなったような衝撃でした。

詳しい技術的内容は弊社4DL CTO、荒巻智隼のブログで扱っていますが、生成AIとは一言で言うならば《人間の思考パターンを言語や画像として模倣する仕組み》

インターネット上に蓄積された人類の知恵を学習し、そのデータをアルゴリズムに基づいて理解しやすい言葉や画像で出力します。そして、これまでのコンピュータとは異なる、新しいユーザー体験(UX)を提供しています。


・法人営業部門で生成AIをどう活用するか

さて、技術から実務での活用に視点を変えましょう。

極論を言えば、営業活動のあらゆる場面で生成AIを活用することができるはずです。

なぜならば、昔からの人間の営みで積み重ねた《思考》《理論》《解釈》《意図》などが詰め合わされているのが生成AIだからです。

将来的にはお客様との商談すらAIが行う日が来るかもしれません。

その是非や時期の話はどうでもよく、重要なのは新しいテクノロジーを使って、今私たちができる「効率性」と「生産性」を最大限に高めることではないでしょうか。

もちろん、生成AIにも苦手分野はあります。その点を踏まえながら活用方法を考えていくことが重要です。

 

・新しいテクノロジーを実務に活かすのがリスキリング

私たちがChatGPTに求めるのは《実務に使える情報》です。

その情報を引き出すためには《どのようなシーン》で《どんな情報が欲しいのか》という《訊くチカラ = プロンプトエンジニアリング》を《身につける = リスキリング》ことです。

これが、営業現場でChatGPTを活用するための味噌醤油味の素です。

例えば、

・営業マネージャーとして今朝の朝礼でのスピーチ原稿作成を通勤電車の中で作ってもらう
・本部から降りてきた修正営業目標を達成のために打てる戦略パターンアイデアを出してもらう
・なかなか気難しいお客様との会話促進するための切り口を考えてもらう
・モチベーションが低下しているチームメンバーとの1on1前にその背景を想定してもらう

などなど、

ChatGPTを営業チームで活用する方法は無限にあると思います。あなたが悩んでいること、答えがまとまらないこと、相談相手がいないとき。

今までのコンピュータシステムのような難しい技術や設定とかはほぼ不要です。

日本語を、状況条件に合わせて、適切、正確、明瞭に打ち込めれば、誰でも使えます。


・まとめ

人間の営みですから、営業マネジメントも、対顧客のプロセスとかも、ほぼほぼ型が決まっています。商談の進め方だって大筋のテクニックはパターンがあります。

だからこそ研修講師とかのビジネスや書籍執筆としてのビジネスが成り立つわけです。そしてマネジメントだってできるんでしょう。

つまり、ChatGPTなどの生成AIの学習モデルの中には《試行錯誤されたであろう営業活動という営みの学習》が含まれているはずです、間違いなく、確実に、きっと・・・この辺は生成AIの学習モデルが何を取り込んでいるのか非公開なので推測しか成り立たないという所ですが。

ChatGPTなどの生成AIを上手に活用すれば、皆さんの求める答えが必ずどこかにあるはずです。それを引き出すためのプロンプトエンジニアリングが法人営業担当者としてのリスキリングとなるのだと考えています。

では1つ例として、ChatGPTからアドバイスを受けるための無料プロンプト例を4DL Technologies株式会社が提供していますので、以下のURLから申し込んで受け取ってみてください。改編も自由です。

ANC-FP01
《商談中に遭遇する障壁に対処するためのChatGPTプロンプト》を無料公開しているURLはこちらです!

それではまた!