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7月 8, 2024
4 min read time

ChatGPT入門:法人営業のフォローアップ戦略の提案

ChatGPT入門2-5

 

みなさん こんにちは、4DL CTOの荒巻智隼です。

前回は顧客プロファイルをどのようにChatGPTと作っていけるのかという内容でした。

 

今回のテーマは「CRM使用のベストプラクティス共有」です。

顧客管理のデジタル化でCRMツールはよく使われているものでしょう。

 

ただし、ぱっとみ使い方がよくわからない...というのはよくある事でしょう(笑)

ということでCRMほど大規模なものに限らず、ちょっとしたTipsも含めChatGPTを使って取り組む検証をしてみましょう。

 

 

目次

フォローアップの重要性
ChatGPTを活用したフォローアップ戦略
実践ハンズオン
まとめ

 

・フォローアップの重要性

法人営業におけるフォローアップは、単なる挨拶やお礼を超えた重要な活動です。フォローアップは、顧客との関係を継続的に構築し、信頼を深めるための手段として機能します。例えば、ある顧客が自社の製品を購入した後、その使用感や問題点をフォローアップで確認することで、顧客満足度を向上させるだけでなく、次の販売機会を創出することが可能です。フォローアップは、ビジネスチャンスの最大化に寄与するため、欠かせない営業活動の一つです。

さらに、フォローアップは新たな商談のきっかけにもなります。以前に案件化しなかったリードに対しても、定期的なフォローアップを行うことで、再度興味を引き出し、ビジネスチャンスへと繋げることができます。顧客との定期的なコミュニケーションは、彼らのニーズや問題点を把握し、タイムリーな提案を行うための重要な手段となります。特に、競争の激しい市場においては、フォローアップを通じて顧客の満足度を維持し、他社との差別化を図ることが求められます。

フォローアップの重要性は、単なる営業活動の一環としてではなく、顧客との長期的な関係構築と信頼の醸成に直結する点にあります。顧客は自分のニーズや意見が尊重され、適切なフォローアップが行われることで、企業に対する信頼感を深めます。これにより、リピートビジネスや口コミによる新規顧客の獲得が期待できるのです。フォローアップは、単なる営業プロセスの一部ではなく、企業全体の成長戦略の一環として位置づけるべきです。

 

・ChatGPTを活用したフォローアップ戦略

ChatGPTを活用することで、フォローアップ戦略を効率化し、より効果的に行うことができます。プロンプトエンジニアリングを駆使して、適切な質問やアプローチを設定することで、営業活動の質を向上させることが可能です。ChatGPTは、自然な会話形式で顧客対応を支援することができるため、顧客とのコミュニケーションを円滑に進める手助けをします。

 

プロンプトエンジニアリングの基本

プロンプトエンジニアリングとは、AIに対する入力(プロンプト)を設計し、望ましい出力を得るための技術です。営業活動においては、具体的なシナリオや質問を用意し、それに基づいてChatGPTに顧客対応を支援させることが有効です。プロンプトエンジニアリングを適切に行うことで、AIが提供する回答の質が向上し、より精度の高いフォローアップが可能となります。

 

シチュエーション1:受注後のフォローアップ

受注後のフォローアップは、顧客満足度を高め、リピート購入を促すための重要なステップです。以下のようなプロンプトを使用して、ChatGPTにフォローアップメールの作成を依頼します。

プロンプト:
「以前案件が受注まで繋がり、自社商材活用まで繋がった顧客にフォローアップメールを作成したい。メール内容には、使用感の確認、今後のサポートの提案、お礼のメッセージを含めてください。」
 
このプロンプトにより、ChatGPTは顧客の使用感を確認し、さらなるサポートを提案するためのフォローアップメールを生成します。受注後のフォローアップは、顧客の満足度を確認し、追加のニーズやサポートの要望を把握するために重要です。これにより、顧客との関係を強化し、次回の商談に繋げることができます。
 

シチュエーション2:案件化しなかったリードへのフォローアップ

案件化しなかったリードへのフォローアップも重要です。過去の接触を思い出させ、現在のニーズを再確認することで、新たなビジネスチャンスを見つけることができます。

 
プロンプト:
「お問い合わせまでは実際に行われたが、案件にはならなかったリードにフォローアップメールを作成したい。メール内容には、過去の問い合わせのリマインド、現在のニーズの確認、サポートの提案を含めてください。」
 

このプロンプトにより、ChatGPTは過去の問い合わせ内容をリマインドし、現在のニーズを確認するためのフォローアップメールを生成します。案件化しなかったリードに対しても、継続的なフォローアップを行うことで、新たなニーズを発掘し、商談に繋げることができます。

 

 

・実践ハンズオン

一部抜粋する形でスクショなどを貼りますので、是非全容はチャットをURLから確認してみてください!

https://chatgpt.com/share/c16289f9-e017-40ec-bac8-1a44e80a8667

 

スクリーンショット 2024-07-07 174416

スクリーンショット 2024-07-07 174445

 

メール作成は文章作成の事例として出てくることもありましたので、それとは違う例を出してみました。

例えばスケジュールを一緒に考えてくれたりします。

今どきはCRMで自動送信の設定であったり、事前準備がしやすくなっているかと思います。どんなメールをいつ送ろうかなと考えるいい壁打ち相手にもなります。

 

またGoogleやHubSpotをツールとして様々ご活用されていたりするかと思います。そういった場合においても少し知識として学習しています。

具体的に使いたいツールでやりたい事などを伝えればその相談にも気軽に乗ってくれます。もちろんGASやワークフローの設定が正確とは限らないため、お客様に影響のない形で確認することがとても大事となりますが...

 

 

・まとめ

フォローアップは、法人営業において顧客関係を維持し、ビジネスチャンスを最大化するために欠かせない活動です。ChatGPTを活用することで、効率的かつ効果的なフォローアップが可能となります。プロンプトエンジニアリングを駆使し、適切な質問やアプローチを設定することで、営業活動の質を向上させましょう。

今後も継続的にChatGPTを活用し、営業活動の改善とビジネスチャンスの創出を目指してください。フォローアップの要点としては、顧客との継続的なコミュニケーション、ニーズの把握、信頼関係の構築が重要です。これらを踏まえた上で、ChatGPTのメリットを最大限に活用し、今後の営業活動に役立ててください。

 

 

 

 

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