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4月 21, 2024
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50歳を前にするICT業界法人営業担当者はどこを目指すか

聴くチカラ研究所ビジュアル (29)

 

ICT業界の法人営業プレイングマネージャーとして50歳の節目を迎えようとしている皆さん、技術の進化は目まぐるしく、しかし経験値はそれを補う強力な武器です。

この記事では、年齢と共に深まる洞察力を活かし、進化し続ける市場で如何にして価値を提供し続けられるかを探ります。

年齢を言い訳にせず、どのようにセールススキルをシフトアップし、後輩や部下から憧れられる本当のベテランセールスになるか、その方法を詳細に解説します。

みなさん こんにちは《聴くチカラ研究所》の荒巻順です。ブログへのご訪問、ありがとうございます。

1. 50歳でもセールスのシフトアップはできる

新しい学びのスタイルを探る: 継続的に最新のトレンドを学ぶために、オンラインコースやウェビナーを活用しましょう。

メンタルの強化: 情報技術を駆使して、知識の摂取を効率化する方法を模索しましょう。

フィジカルサポート: 体力に自信がなくても、時間管理と健康維持に努めれば持続可能なパフォーマンスが可能です。

年齢を重ねることは、経験と知識が豊富であることの証でもあります。

新しいテクノロジーへの適応には、新しい学習スタイルを取り入れることが重要です。

これには、デジタルツールの活用が不可欠で、これをマスターすることで、若い世代とのギャップを埋めることができます。さらに、健康管理を徹底することで、長時間労働が求められる状況でも高いパフォーマンスを維持することが可能です。

とは言え、年齢を兼ねることでの記憶力の低下や理解までの時間のかかるのは否めません。

大事な事は、思い込みで覚えないこと、決めつけで視野を狭めないこと、判らない事を放置しないことです。新しい知識を上回る情報量や経験値に強みがあることに自信を持って、素直に年齢での衰えを認めることも大事ではにでしょうか。

2. 常に登場する新しいテクノロジーを追いかけられないのを年齢のせいにしない

持続可能な学習法: 自分のペースで学べる方法を見つけ、生涯学習の姿勢を持ち続けましょう。

リソースの最適化: 利用可能なすべてのリソースを活用して、効率的に情報を取り入れましょう。

ネットワークの活用: 知識の更新は人脈を通じても可能です。業界内外の人々とのコミュニケーションを強化しましょう。

新技術への追随が難しいと感じた時、それを年齢のせいにするのは簡単ですが、洞察力と経験を活かすことで、それを克服することが可能です。

特に、経験から得た直感は、新しい情報を素早く理解するのに役立ちます。また、自身が効果的に学習できる環境を整えることで、新しい知識の習得がよりスムーズになります。

あなたの強みは、その新しいテクノロジーがどこで使えるか、どんなメリットが出るのか。そんなビジネスシーンへの想像が働くことです。

単純な性能や機能を覚えるスピードではなく、お客様ビジネスを主語にした学習をする機会をチームに作っていきませんか?

3. あなたの強みは“お客様のヒトを深く理解している”そして“お客様のビジネスを深く理解している”こと

人間理解の深化: 豊富な人生経験から得られる洞察を活かし、よりパーソナライズされた提案をしましょう。

ビジネス理解の応用: 深いビジネス理解をもって、顧客のニーズに対応する具体的な解決策を提案しましょう。

コンサルティング力の向上: ヒアリングを通じて得た情報から、顧客の問題を深掘りし、根本的な解決策を提供しましょう。

ベテランとしての強みを活かし、お客様一人ひとりの背景やビジネスの課題を深く理解することが重要です。

これにより、単なる商品の販売者から、顧客のビジネス成長を支援するパートナーへと自身の立場を高めることができます。この深い理解は、高度なコンサルティングスキルと結びつき、顧客からの信頼と尊敬を一層深めることができます。

BtoBコンサルティングセールスは、お客様の課題を解決することが目標です。

新しいプロダクトをテクノロジーや新機能という切り口で売ることではありません。

そのテクノロジーや機能が、お客様にとってどのような利益に繋がるのかを考えるのがベテランのあなたの仕事でり、若い人にマネの出来ない分野だと自信を持っていきましょう。

4. セールスのシフトアップをして後輩や部下に憧れられる“本当のベテランセールス”を目指そう

模範となる行動: 常に他人に見本となる行動を心がけ、プロフェッショナリズムを示しましょう。

知識の共有: 積み上げた知識と経験を後世に伝え、後輩の成長をサポートしましょう。

リーダーシップの発揮: 強いリーダーシップを発揮して、チームの士気を高め、目標達成をリードしましょう。

積み重ねた経験は、シンプルなスキルトランスファー以上の価値を持ちます。

後輩や部下に対して、知識だけでなく、それを活用するための洞察力と戦略を教えることができるのは、真のベテランならではの能力です。模範を示すことで、自身もさらに成長する機会を得ることができます。

あなたは、自社の中でBtoBセールスのプロフェッショナルとはどういう定義をしていますか?結果を出すことだけがプロフェッショナルですか?

年齢に合わせて、プロフェッショナルの定義を変えてスキルをシフトアップするきっかけを作りませんか?いつまでも若いわけではありません。いずれは引退も必ず来ます。

例えば今年50歳。定年が仮に15年後の65歳だとします。若い人と対等に「量」を追うことに自信はありますか?衰えを何かの言い訳や小手先のテクニックで隠す。

そんな残りの営業人生を送ることで、自分のビジネスパーソンとしての《生きた証》はどうなるのか考えませんか?

若いときの栄光なんかは等に役に立たないことをいちばん判っているのはあなた自身ですよね?

5. まとめ

50歳を前にしても、ICT業界でのキャリアはまだまだ成長の余地があります。

経験を活かし、新しい技術を積極的に学び、自身の洞察力をさらに磨くことで、後輩や部下から尊敬されるベテランセールスとしての立場を確立しましょう。今日からでも遅くはない、新たな一歩を踏み出し、新しい自己を築き上げていきましょう。

皆さんの経験を言語から構造化する。そんなのをテクノロジーで実現できるの知っていますか?

生成AIを使えば、ベテランのチカラを更に活かせる時代が来たんです!若い人は経験がありませんから、生成AIに何を指示しなくてはいけないのかに時間がかかります。ChatGPTに何を指示すれば良いのかを教えてあげるのも皆さんの仕事なのかもしれません。

以下のプロダクトは、私の四半世紀のコンサルノウハウの一部をChatGPTに置き換えた例です。4DLの代表である長男はエンジニアとしてChatGPTを使いこなすことは出来ますが、学習モデルからビジネスノウハウを引き出すことは出来ませんでした。

私のノウハウを言語で伝え、それをChatGPTが理解しやすい構造に試行錯誤してできあがったプロダクトです。

4DL Technologiesが、BtoBコンサルティングセールス分野で日本のトップランナーになれたのは、還暦過ぎのベテランのスキルを若い力がテクノロジーに実装出来たからです。

50になろうとするベテランの皆さんも、考え方や捉え方を変えることで自分の価値が活かせるところがあるはずです。若いヤツにはまだまだ負けないとかではなく、若い人をどうやって活躍して貰うのか、そのために自分が何を変えていかないといけないか考えてみませんか?

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