Skip to content
1月 24, 2026
11 min read time

Stella AI for Bizを社長の懐(ふところ)に届ける:代理店AMの“社長接点”を成約とID拡大に変える会話設計

Stella AI for Bizを社長の懐に届ける

 

※この記事は、最近代理店営業担当者の知人と交わしたリアルなAIサービスの提案の悩みと、そこで生まれた「経営者に刺さる会話の型」をモチーフに構成されています。

みなさん こんにちは《聴くチカラ研究所》の4DL Technologies株式会社CCO荒巻順です。ブログへのご訪問、ありがとうございます。

makeAIworkforyou

 

代理店AMの皆さんが、一定規模の回線をお預かりしている「重点ユーザー」(例:社員100名規模、30回線前後)の社長を前にして、どうしても一歩踏み込めない瞬間。

そこには、「こんな深い話を聞いて気分を害さないか?」「営業が踏み込んでいい領域なのか?」という、無意識の心理的ブレーキが働いています。

しかし、少し冷静に今の自分の立ち位置を俯瞰してみてください。

アカウントユーザーの経営層と直接対話ができる今のあなたの状況は、法人営業としてはこれ以上ないほど恵まれた、有り難い環境です。

この絶好のチャンスを活かさず、ドコモビジネスのソリューション提案に繋げないのは、あまりにももったいないこと。

そのブレーキこそが、Stella AI for Biz の提案を「数IDの導入」という小さなゴールに留めてしまう原因かもしれません。

だからこそ、今こそ勇気ではなく“順番”を変えてみてください。会話の入口を設計し直すだけで、社長の反応は劇的に変わります。

本記事は、Stella AI for Biz を単なる「文章作成ツール」としてではなく、社長の意思決定を支える“問い直しの相棒”として提案するための会話設計をまとめたものです。

Stella AI for Biz で社長を突破口にし、現場へIDを面で広げる「勝てる型」の参考にしてもらえると嬉しいです。

 

この記事で持ち帰れるもの:


  1. 社長の心を動かす「3つの問いセット」と「重さ別」質問レベル表
  2. 先行利用(2週間)から全社展開へ繋げる「用途別」設計図
  3. 現場営業が「機能・価格・お願い」に戻らないための営業OS活用法

1. 代理店AMが見落としがちな「重点ユーザー・社長の仕事」の正体

多くの企業勤めの営業担当者にとって、お客様企業の社長は「雲の上の決裁者」に見えるかもしれません。

しかし、社員100名規模の社長の日常は、決して優雅なものではありません。

彼らは、自分の目が届かなくなり始めた組織を必死に舵取りする「経営の現場監督」です。

1.キャッシュ(資金繰り)

100名分の人件費と固定費。常に「数ヶ月先の入金と支払いのバランス」を頭の片隅に置いている。

 
2.人(組織の壁)

30名までは目が行き届いたが、100名になると中間管理職への伝達や評価に悩み、現場に任せきれないもどかしさを抱えている。

 
3.顧(単価と付加価値)

労働集約型のビジネスからの脱却を狙いながら、主要顧客の動向や単価交渉の判断に追われている。

 
4.決断

部下から上がってくる「加工された情報」ではなく、多角的な視点で「優先順位」を決めなければならない孤独。

 

この「泥臭い現実」を理解せずに提案しても、社長の心には響きません。

彼らが求めているのは、作業効率ではなく、「孤独な決断を支え、組織が大きくなっても論点を見落さないための相棒」なのです。

 

2. Stella AI for Bizを“価格勝負”から救い出すのは、重点ユーザーとの「関係資産」

 

代理店AMがすでに多くの回線契約を通じて、毎月の定期訪問を積み重ねていること。

これは、新規参入のAIベンダーには短期では再現しにくい「構造的な優位性」であり、あなたの「関係資産」です。

100名規模の会社において、お預かりしている回線は「事業の屋台骨」を支えるインフラです。

絶対にポートアウトさせてはいけない「重点ユーザー」だからこそ、AMには「守り」だけでなく、一歩踏み込んだ「攻めのソリューション提案 = 経営支援」が求められます。

毎月の定期的な訪問を、社長が待ち遠しく思う「経営壁打ちの時間」に変える。

社長が「これは経営に効く」と納得すれば、それは全社展開の大義名分となり、ID数は一気に部門単位で増えていきます。

これこそが、他社のアグリゲーターAIサービスとの単純な機能比較に陥ることなく、Stella AI for Bizの設計思想とあなたのコンサルティングセールス力を掛け合わせることで、表面的な比較商談から抜け出す最短ルートなのです。

 

3. 心理的ブレーキを外す:Stella AI for Bizを社長に届ける「聞く技術」

 

社長に踏み込んだ質問をする際に、AMが感じる「失礼になる不安」。これを解消するのが、目的を先に伝える前振りです。

社長の警戒心を溶かす「30秒の前振りトーク」

「社長、今日はStella AI for Bizの機能説明に来たわけではありません。毎月こうして寄らせていただいているパートナーとして、100名規模の組織を率いる社長の意思決定をどう支えられるか、もっとお役に立ちたいと考えています。なので、失礼のない範囲で、今後のご提案の精度を上げるための“論点合わせの質問”を3つだけさせてください。答えにくければ飛ばしていただいて構いません。」

 

【保存版】社長商談の3拍子(タイミング×目的×トーン)

聞くタイミング 目的 使う言葉のトーン
①最初5分:論点合わせ 入口の固定 軽い質問で「いま気になっているテーマ」を聞く
②乗った瞬間:深掘り1問 核心への接近 社長が話し始めたら、重い質問を1つだけ刺す
③最後3分:次回宿題 次回への布石 重い話はあえて「次回の整理テーマ」に回す

 

質問の「重さ」レベルを使い分ける

  • レベル1(軽い): 「いま一番判断に迷っているテーマは何ですか?」「絶対に見落としたくない論点は?」
  • レベル2(中): 「100名体制になって、人・組織・顧客のどこに一番時間(重さ)を感じていますか?」
  • レベル3(重い): 「資金繰りは“月末が怖い”タイプですか、それとも“3ヶ月先”の投資を見越すタイプですか?」(※数字ではなく、悩み方のタイプを聞くのがコツ)

 

4. 社長の現実に深く入り込む「Stella AI for Biz」4つの提案軸

 

社長の悩みに合わせ、AIを「経営判断を問い直す支援役」として位置づけます。

① 資金繰り(キャッシュ)軸

月末の支払い予測や投資判断の際、前提条件を整理し、複数の視点からリスクシナリオを洗い出す“問い直し”を支援します。社長が一人で抱える不安を、客観的な視点で補完します。

 

② 売上・主要顧客軸

特定の一社への依存リスクや、競合の攻勢への対策。複数モデルに『反対派の視点』で意見をもらうことで、攻めと守りのバランスを整えます。

 

③ 人(組織・任せ方)軸

100名規模になると増える『調整業務』や『情報の詰まり』。組織の詰まりどころを客観的に整理し、社長が本来向き合うべき“重要な判断”に集中できる時間を作ります。

 

④ 決断(優先順位)軸

Stella AI for Biz に論点を並べさせ、リスクとリターンを多角的に比較させる。部下のバイアスを排除し、判断のスピードを上げ、夜ぐっすり眠れる状態を作ります。

 

5. 一点突破・全面展開:ID数を「面」で増やす設計図

 

社長が「これは経営に効く」と確信した瞬間に、現場展開の大義名分が生まれます。

1. 社長の先行利用(2週間)

まずは社長本人が「経営の壁打ち」で価値を体感する。

2. 社長メッセージの発信

「組織を強くするためにAIを使いこなす」という方針を、社長自身の言葉で全社へ共有。

3. 現場10名導入(Seed)

推進役、忙しい人、慎重派を混ぜた10名で、実際の業務での活用分布を確認する。10名は、社内の“活用できる人/迷う人/抵抗する人”の分布が最小コストで見える単位です。

4. 用途を分けて固定する

  • 社長用途: 優先順位の整理、競合シナリオ、投資判断の壁打ち。
  • 現場用途: 顧客提案の骨子作成、会議要約、競合調査。
5. 職種→拠点へ横展開(Scale)
 
一つの部門での成功モデルを、残りの90名へ波及させ、一気にIDを伸ばす。

 

6. Stella AI for Biz を社長に提案するとき、最初に言ってはいけない3つ

 

商談の冒頭でこれを出してしまうと、社長の興味は一気に「現場の事務用」へと格下げされてしまいます。

× いきなり「機能」: 「最新モデルが使えます」は、社長の孤独な決断を救いません。
× いきなり「価格」: 「月額2,000円弱です」は、社長の関心が“現場の小さな話”に寄りやすくなります。
× いきなり「全社導入」: 「全員で使いましょう」は、無駄なコストへの警戒心を煽ります。

 

代わりに「問い直し」「2週間の先行利用」「社長専用テーマ」から入るのが鉄則です。


まとめ:その“問いの設計”を再現可能にするのがANC

 

重点ユーザーへの訪問を単なるルーチンで終わらせるか、「経営パートナーとしての価値提供」に変えるか。その差は、Stella AI for Biz を使った会話設計にあります。

顧客の経営スピードをアップデートし、それを100名規模の現場運用にまで落とし込む「社長の孤独な決断を支える“問いの型”」を売る仕事。この型がないまま現場に丸投げすると、結局また「機能説明」「価格」「他社導入」の話に戻ってしまいます。

その“戻り”を防ぎ、社長商談をチーム全体で再現可能にするための「ドコモビジネス専用のコンサルティングセールス支援ツール」が、4DL Technologies株式会社が開発したANC(AI Native Consulting Sales) です。

「重点ユーザーを鉄壁の守りで守り抜き、ID数を一気に伸ばす」。

「どうすれば自社の営業チームでも、この記事のような切り口でソリューション提案を再現できるのか?」

その答えを、ぜひ一度ANCのデモで体感してみてください。

代理店営業担当者の皆さんがチカラを入れているStellaAI for Bizの提案を、“商材説明”から“経営支援”へ変える瞬間を感じていただけると思います。

ご興味がありましたら、以下のフォームからデモンストレーションなどのお問い合わせをお待ちしております。

 

ANC

 

関連情報・お問い合わせ

記事執筆者

荒巻 順|Jun Aramaki
4DL Technologies株式会社 CCO(AI Solution Design 担当コンサルタント)

CCO

生成AIを単なる効率化ツールで終わらせず、AI時代のDX推進におけるCopilot活用や、ChatGPT・Geminiなどの生成プラットフォーム活用の鍵となる「思考支援の仕組み」の実装を通じ、ヒトとチームを高付加価値化へと転換・定着させる専門家。

どこかの組織に属さない独立独歩(Independent)の立場から、一貫して「現場」に立ち続けてきました。NTTドコモビジネスにて25年以上、BtoBセールス部門の研修体系・資格制度を統括. 延べ4万人超の現場に伴走し、「現場の事実が判断軸を育て、判断軸が現場を変える」実務を積み重ねてきた自負があります。

現在は、ITが推し進めてきた「アナログのデジタル化」の先にある、「デジタルのアナログ化(デジタルに血を通わせ、人間に馴染ませる)」という世界線を見据えています。

この考えに共鳴し、理解してくださるお客様との間にこそ「共通の旗」を立て、共に物語を紡いでいくことを大切にしています。

独自の3層アーキテクチャ 4DL-AAS(Protocol/Alignment/Prompt) を設計思想に、AIを“作業の高速化”から“判断軸の高速更新”へと転換。「リーダーを孤独にしない、メンバーを迷子にしない」という心情を胸に、チームがプロアクティブに動き出す「自走状態」を伴走支援しています。

よくある質問(FAQ)

Q1. 荒巻 順は、どのような課題を解決する専門家ですか?

「システムの理屈(デジタルの“角”)が現場のしなやかな営みと衝突し、活用が停滞している」という課題を解消します。独自の4DL-AASを用い、AIを効率化ツールではなく、チームの意思決定としなやかな行動を支える「思考支援のパートナー」として実装・定着させます。

Q2. 一般的なプロンプト研修やAIコンサルとは何が違うのですか?

単なる「操作」や「効率化」ではなく、チームの「判断軸」をAIに同期させる設計を行います。鉄工所の職人が図面を読み解くように、リーダーのビジョンを現場が動ける言葉(プロンプト)に翻訳し、データドリブンの先にある「文脈を大切にする経営」を具現化します。

Q3. 具体的にどのような実績や経験がありますか?

25年以上にわたり、国内最大級のBtoBセールス部門(延べ4万人超)の育成・資格制度をゼロから設計・運用してきました。この大規模なチームでの「現場実装の泥臭い経験」と、Independent(独立独歩)として磨いてきた、本質を捉える鋭い洞察力を活かし、インフラ企業や自治体等のAI内製化を支援しています。

Q4. 具体的にどのようなフェーズで相談すればよいですか?

「導入したが活用が属人化している」定着フェーズはもちろん、活用ルールが形骸化し「免責装置(言い訳)」になっている状態の打破も得意とします。既存の業務プロセスに潜むアナログな知恵を、いかにデジタル(AI)で増幅させるかというグランドデザインから参画可能です。

Q5. 相談することで、チームにはどのような変化が期待できますか?

「リーダーの孤独」と「メンバーの迷子」が解消されます。AIを介して判断と実行のサイクルが高速化(判断軸の高速更新)されることで、変化の激しい非線形な時代においても、現場が自らの意志でしなやかに動き続けられる「自走するチーム」へと進化します。