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1月 14, 2024
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40代の法人営業として何を学び直すか

聴くチカラ研究所ビジュアル (4)

 

今日は40代の法人営業として、中堅を越えてベテランの域に入りつつある自分のキャリアを考える中で「現場の営業担当者」として更に付加価値の高い人材を目指すと言う視点を《リスキリング》という切り口で書いていきます。

みなさん こんにちは、《聴くチカラ研究所》の荒巻順です。ブログへのご訪問、ありがとうございます。

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・リスキリングとは

最近よくリスキリングというキーワードを耳にする人も多いと思います。日本語に直訳すれば《学び直し》って意味になりますが、実は目的語が抜けているので正確に理解していない人も多いと思います。

本来《リスキリング》というのは《新しいテクノロジーの出現によっておきる技術的失業を避けるための“ 学び直し ”》と言う意味になります。

昔から、新しいテクノロジーが出るコトによって職が無くなる人というのは存在しています。

例えば、昔は女性の花形職業でもあった《電話交換手》という職業。これも、自動で電話を繋いでくれる《デジタル交換機》が出現したことによって、NTTなどの通信事業者の部署としては一切無くなりました。20数年ぐらい前の、もしかすると20世紀の話かもしれません。

当時私はNTTの仕事を請け負っていたことがあり、全国の支社支店に伺って《(ほぼ100%)女性交換手》を法人営業部への配置転換のトレーニングを実施していた記憶があります。

これは、会社の人事異動にともなう電話交換という技能から、営業という技能へ狭義での《リスキリング》と言えるかもしれません。 

 

・リスキリングの必要性とテクノロジーの影響 

さて、40歳台の皆さんは現在法人営業チームのリーダーとして第一線に立っていると想像します。後輩から頼られ、そしてマネージャーからもあてにされる存在でしょう。

そして、お客様からの信頼をされているからこその現在のポジションではないでしょうか?

このまま、40代後半、そして50代に突入。現場で第一線を張り続けるためには何をしないといけないでしょう?

当然、時間が経過すれば自分の後輩達が成長してきますから、自分のポジションだってドンドンと脅かされます。

いつの時代も《若い世代に追いつかれ》そして《いつのまにか追い抜かれる》と言うのが、世の常です。昔は、時代の流れもゆっくりでしたし、定年退職も60歳というタイミングなので逃げ切れた人は多くいたでしょう。

でも、今はそうは問屋が卸しません。

時代の変化や流れは凄まじく激しく早い。その上、定年退職はどんどんと後ろ倒しになる。

時代の流れは残酷で、のんびりしていると確実に追い抜かれます。そのような状況で最悪な生き残り策は《社内事情に誰よりも通じることでの抜け道探し》でしょう。

 

・40代でも引く手あまたの法人営業なろう

社内事情の詳しくなり、若い世代では思いもつかぬような切り抜け方や、トラブル回避を身につけることも大事なことです。

しかし、例えば皆さんの会社のオーナーが変わったらどうなりますか?企業買収とかされたあら、今までのルールとその解釈なんて新しいオーナー企業に合わせろと一言言われておしまいです。

《社内事情に詳しい》なんてスキルは、長々と通用しない時代になっているのではないでしょうか。

となると40代が引き続き第一線で活躍できるためには《どこでも通用するスキル = ポータブルスキル》が最重要になります。

その《ポータブルスキル》を時代に合わせて学び直すことが求められているということになります。

その《ポータブルスキル》がテクノロジーの変化に合わせて持ち得るかどうかが問われています。

時代の流れに合致していない《ポータブルスキル》がいくらあっても、今の会社であろうと、転職先の会社であっても評価されません。

 

・生成AIを使いこなしてこそのビジネスリテラシー

言い方を変えると、新しい道具が出たら、その道具を使いこなせない人は振り落とされると言うことです。

人間は基本的に安定を求める性質を持っていますので、新しい道具の使い方が判らないだけで拒絶反応が出るのは致し方ありません。

その新しい道具《テクノロジー》の最たるものが《生成AI》ではないでしょうか?若い後輩達は自然に使いこなす操作スキルの飲み込みは間違いなくあなたよりも早いでしょう。

もしかして、まだ《生成AI》を触っていないとしたら、間違いなく振り落とされる最有力かもしれません。

企業だって同じことが言えます。

《生成AI》を使わない会社と、試行錯誤をしながらも《生成AI》を使う意志のある会社。今後どちらの効率性や生産性が高くなるか、これは一目瞭然ではないでしょうか。

会社が積極的に《生成AI》を活用するって宣言していないから、私もとりあえず触らないでいいかな・・・

社内事情に引きずられていると、あなたのポジションは何かの拍子にいきなり無くなるかもしれません。

もちろん《生成AI》さえ使えれば、法人営業の最前線で生き残れるかどうかは別問題です。

 

・まとめ《ポータブルスキルとしての生成AIが重要時代》 

そういう意味で《ポータブルスキル》というのは《常に入れ替えをすべきポータブルスキル》と《常に磨き上げているべきポータブルスキル》があるとも言えます。

《生成AI》は《常に入れ替えをすべきポータブルスキル》としての最右翼ではないでしょうか。

《聴くチカラ研究所》の2つのテーマがあります。

1.「B2Bコンサルティングセールスにおける顧客課題を掘り当てるチカラ」

2.「生成AIのプロンプトエンジニアリングで人類の叡智を掘り下げるチカラ」

この後者の《2》が、《常に入れ替えるべきポータブルスキル》となります。

 

上記の2つを常に最善に整えておけば、間違いなく《どの企業からも評価される》転職も自在だし、社内での評価も間違いなく上がる法人営業だと考えています。

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ぜひ、法人営業の第一線で更に活躍するための《生成AI》のリスキリングプログラムにご興味があったらぜひご覧いただきたい情報があります。→ こちら