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2月 18, 2024
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法人営業チームのマネージャーとして部下の話を聴くということ

聴くチカラ研究所ビジュアル (10)

 

法人営業チームのマネージャーとして、部下との信頼関係を築くことは、チームの成果を左右する重要な要素です。しかし、どのように効果的にコミュニケーションをとればよいのか、日々模索している方も多いでしょう。部下からの具体的な悩みと、それに対する解答事例を交えて、マネージャーがとるべき姿勢について考えてみましょう。

みなさん こんにちは、《聴くチカラ研究所》の荒巻順です。ブログへのご訪問、ありがとうございます。

1. 営業マネージャーとして部下の話を聴くときの心構え

「最近、提案がなかなか通らなくて…。」

 

このように漠然とした悩みを打ち明けられたとき、マネージャーとしては、ただ解決策を提示するのではなく、「どの部分が難しいと感じているの?」と掘り下げて質問することが大切です。

部下が自分自身で考え、答えを見つけられるようサポートする姿勢を示しましょう。

2. 部下がマネージャーに話しをするときの心理を考える

「チームに溶け込めているか不安で…。」

 

部下がこのように感じるとき、彼らは主に承認と理解を求めています。

この場合、マネージャーは「チーム内での君の貢献を高く評価しているよ」というポジティブなフィードバックを与え、不安を和らげることが重要です。部下の心理に寄り添うことで、信頼関係が深まります。

3. 案件の進め方で困っている部下の話を聴くときのコツ

「顧客からの要望が多すぎて、どう優先すればいいか…。」

 

この場合、マネージャーは具体的な解決策を提供する前に、「顧客の中で最も重要なニーズは何だと思う?」といった質問で、部下自身に考える機会を提供すべきです。部下が自分で解決策を見つける過程をサポートすることで、自信とスキルが向上します。

4. チーム内の立ち位置で困っている部下の話を聴くときのコツ

「新しいプロジェクトで、どのように貢献できるかわからない…。」

 

このような時、マネージャーは「君の強みを活かして、こんなことをしてみてはどうだろう?」と提案することで、部下が自分の立ち位置を理解し、自信を持てるように導くことができます。部下の能力を信じ、それを最大限に活かす方法を一緒に考えることが大切です。


5. まとめ(部下が話をしてよかったなと思われるマネージャーになる)

部下一人ひとりの悩みに耳を傾け、彼らが自分で答えを見つけられるように導くこと。

これが、マネージャーとして最も重要な役割の一つです。部下からの信頼を勝ち得るためには、彼らの話に真摯に耳を傾け、共感と理解を示すことが不可欠です。部下が自分の話をして良かったと思えるような環境を作ることで、チーム全体のコミュニケーションが活性化し、最終的には営業成績の向上にもつながります。

人手不足の時代にチームをどのように運営し、業績をあげ、離職を避ける。昔みたいに「俺のやり方を真似してみたら」「いいから行動量を増やそう」などのマネジメントは時代の求める姿ではないかもしれません。

1人1人の話をしっかり聴くことと同時に、部下の持ち味を理解することも前提としてあります。4DL Technologies株式会社ではアセスメントツールを活用したチームマネジメント向けのサービスもあります。

ご興味があったら、ぜひ資料をダウンロードして下さい。

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